• ホーム
  • アレグラはの効果は鼻水に対してだけじゃない、アトピー性皮膚炎にも

アレグラはの効果は鼻水に対してだけじゃない、アトピー性皮膚炎にも

2020年05月21日
薬を持っている様子

アレグラはアレルギー性鼻炎の薬として知られています。市販薬の場合、アレルギー性鼻炎専用の薬として販売されており、そのイメージが大変強いことも影響しているのですが、実際のところ、アレルギー性鼻炎の他に様々な皮膚炎に対しても効果があります。アトピー性皮膚炎の場合、湿疹ができることが多いのですが大変なかゆみも生じるので、無意識に引っかいてしまいとびひなどを引き起こしてしまうことがありますが、このようなひどいかゆみを止めるためには、抗ヒスタミン作用のある薬を使用することが大切です。

アトピー性皮膚炎は、アレルゲンとなるものに触れること以外に遺伝や環境の変化、空気が乾燥する、汗をかいてしまった、ストレスを感じたなど様々なことが要因となって症状が引き起こされています。アレルゲンとなるダニやほこりだけが原因ではないので、抗ヒスタミン作用のある薬を服用しても、アトピー性皮膚炎を根本的に治すのではなく、かゆみのみを取り除くようになります。

抗ヒスタミン作用の薬は鎮痛性と非鎮痛性がありますが、鎮痛性の場合は副作用が出やすいため治療としては、非鎮痛性である第二世代抗ヒスタミン薬か、軽度の鎮痛性のある第二世代抗ヒスタミン薬を使用するようになっています。抗アレルギー薬の場合、かゆみのもととなるヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されるのを防ぐことはできるのですが、その作用は塗り薬などの外用薬と比べると若干効果は劣ってしまい、補助的な意味で使用することが多いです。抗ヒスタミン作用のある薬を服用しても改善しないことが多いので、ほかの薬と組み合わせて使用し、アトピー性皮膚炎の症状を和らげることが大切になるのです。

アトピー性皮膚炎に効果のある薬として知られているのはアレグラやセルテクト、アゼプチンです。これらは第二世代ヒスタミンH1拮抗薬とも言われ、セルテクトの場合は子供のアトピー性皮膚炎に使用されています。ほかにも第二世代抗ヒスタミン薬の場合は、蕁麻疹や皮膚炎に効果を示すのですが、数多くあるなかでこの3つの薬がアトピー性皮膚炎のかゆみを鎮めることができるのです。

そしてアレグラの場合、虫刺されによるかゆみや炎症、乾燥によって起こる皮膚のかゆみにも効果があります。虫に刺された場合、かゆみや腫れを伴いますが、これは虫が刺したときに唾液や毒を出すことが原因となっています。虫から出された唾液や毒は体の中に入ると抗体が作られ反応してしまい、追い出そうとしてヒスタミンなどの物質が放出されます。つまり虫刺されも花粉症やアトピー性皮膚炎と同じ仕組みであり、ヒスタミンが放出されることでかゆみが起こっているのです。そのため抗ヒスタミン薬であるアレグラを服用すると、効果を示します。

アトピー性皮膚炎の場合、肌のバリア機能の異常と免疫が過剰に反応することによって症状が起きています。かゆみを止めることが大切であるので、アレグラなどの薬を上手に使っていくようにしましょう。